創業慶応年間 神戸の石材屋 石福石材です。
前回は
「失敗しない石材店の選び方」
についてご説明させて頂きました。
石材店選びで失敗したくない方は是非下記のURLから参考にしてください。
また石材店が決まった後の流れについてもご説明させていただいております。
そして今回の記事ではお墓を建てたら必ず必要である
「開眼法要」
についてのご説明をいたします。
「開眼法要ってどんなことをするの?」
「どんな準備をしたら良いの?」
となかなか石材店にも聞き辛い方もおられると思いますので、この記事を参考にしていただければ幸いです。
そもそも開眼法要って?
開眼法要は入魂式・入仏式・お霊入れ・性根入れなど、宗派や土地によって様々な名前で呼ばれています。
「開眼」とは供養して仏の魂を迎えいれるという意味です。
お墓は建てただけではただの石に過ぎず、この儀式を済ませて初めて礼拝の対象となるのです。
開眼を行う時期
開眼法要は、遺骨を納める納骨法要と合わせて一緒に行うのが一般的です。
開眼法要に参加するのは、故人の兄弟などの身近な親族か、親しかったご友人だけの場合が多いです。
年忌法要の時期やお盆お彼岸など、親類縁者が集まりやすい機会を選ぶと故人の方も喜んでくれると思います。
また以前ご説明させていただいた
「寿陵墓」
の場合は遺骨がないので、その場合はお墓の完成の時期に合わせて、開眼供養のみを行うと良いでしょう。
開眼法要当日流れ
開眼法当日の流れについてお伝えしますと
1・お墓に参列者が集まる
2・住職に読経をしてもらう
3・納骨の法要を行う
という流れが多いケースとなっております。
故人の魂が入るお墓や仏壇の前に参列者が並び、僧侶・住職がお経を通じて故人を偲び供養します。
事前にかけておいた棹石の白い布を施主が取り、親族と参列者が順番に焼香をします。
お線香のあげ方は宗教・宗派によって作法が異なりますので事前に確認をしておきましょう。
開眼法要に必要なものとは?
お墓の清掃やお清めをして祭壇や御供物の準備をします。
祭壇や法具の借用や供花・供物の手配などについては僧侶の方や石材店などに相談してみましょう。
御供物について簡単にご紹介させて頂きます。
- 海の幸:こんぶ・わかめ
- 山の幸:高野豆腐・椎茸・さつまいも等
- 里の幸:野菜(大根・にんじん)、なすび、ピーマンなど色とりどりのもの
- その他:赤飯、果実(季節もの)、故人の好きだったもの、菓子、紅白重ね餅、一握りの米と塩、酒、水
- 万灯供養:ろうそく2本(風で消えないように工夫しましょう)
- 線香:各墓に一束・前後両隣のお墓へのご挨拶のため、予備を持っておくと良いでしょう。
- お花:各墓に一対
また石福ではお墓参り代行や納骨開眼供養の立ち会いなどを行なっており、
立ち会い費用の内訳に祭壇や焼香の準備、納骨などさせて頂いております。
また別途、供花や御供物の準備もご依頼があれば承っておりますので、大変ありがたいとお客様からお言葉を頂いております。
お付き合いのある住職さんなどいない場合も石福で手配も可能となっております。
できる限り、施主様が安心できるようにさせて頂きます。
新しくお墓を建てる際や追加彫刻時にされる納骨でサポートさせて頂いておりますので、お気軽にご依頼くださいませ。
開眼法要時の服装は?
男性は黒服に白ネクタイ、女性は略礼服や柄のない着物などが一般的です。
開眼供養はお祝い事なので、必ずしも礼服を身に着ける必要はありません。
黒やグレーの落ち着いた色の服装で金属系のアクセサリーを身に付けなければ問題はありません。
ですが、納骨供養を行う場合は注意が必要です。
その場合男性は黒いネクタイ靴は黒で、女性も略礼服や黒スーツ、バックや靴も黒、アクセサリーは付けても真珠など一連のものとなっております。
このことから参列者の方には事前にお祝い事かお悔やみ事なのか伝えておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
開眼供養について一連のことがお分かり頂けたかと思います。
石福では納骨でのお施主様のサポート体制を整えておりますので、お気軽にご依頼くださいませ。
TEL:078ー221ー7540