こんにちは。 神戸の石材屋 石福石材です。
最近はかなり気温も低くなり、弊社の事務所の周りでも雪が降るようになりました。
そんな季節の中ですが、変わらず日々営業しております。
さて、今回はですがそもそも「お墓とは何か?」ということについてお話しさせて頂ければと思います。
お墓があることによってどんな意味を成すのか?
ということについて是非知って頂ければと思います。
神戸 石福が教えるお墓を持つことの意味とは
お墓を持つことの意味、お墓の必要性を感じるためには
お墓からスタートするのではなく、「日本人の伝統的で美しい先祖観」を知ってもらうとより必要性を感じられると思います。
「幸せ」の語源は「為し合わせ」であり、「仕合わせ」でもあるそうです。
お互いにしてあげることが、幸せの語源であり、本質であるようです。
お墓の本質も「幸せ」なのです。
生きている私たちは故人の冥福を祈ります。ご先祖様は「子孫を加護し、繁栄をもたらし、また悩み苦しみを救うという志と力を持っている」といいます。
お墓は、生きている私たちとご先祖様がお互いに幸せを交換する場所であり「幸せのシンボル」なのです。
いのちのつながり
お墓は「一生の買い物」どころか、子々孫々まで代々受け継いでいくものです。
だからこそ、お墓づくりに関する仕事は
建てて終わりなのではなく、お墓を建ててからがお付き合いの始まりという認識で石材店は日々営業しております。
お墓を建てるということは家族の現在・過去・未来を繋ぐという大変大切なことです。
そのことから石材店はしっかりと責任感を持ち施主様によりないといけません。
人の生というのは途切れることなく脈々と受け継がれていきます。死もまた然り。
生きるということは、たくさんの「命」と繋がりを持つことなのです。
家族は、私たちにとって身近な存在です。しかし、私たちを支えているのは、今一緒に暮らしている両親や祖父母、兄弟だけではありません。一人一人の「命」は遠い昔から大勢の先祖によって受け継がれ支えられてきたものです。
この長い「いのちのつながり」について考えることが必要です。
石福が伝えるお墓の魅力とは
人間は遅いか早いか時期は別にして、いつかは「別荘」眠る時期が来るものです。
人生僅かな百年とは住み得ない現世の別荘に数億円投じて「金殿玉楼」を建て、数百坪の敷地を擁しながら、永久に霊魂の安住すべき墓域には、比較ならぬ程貧弱なものがあります。
最近では生前にあらかじめお墓を建てる方が増えつつあります。これを寿陵墓といいます。
寿陵墓は古来から中国では健康で長生きすると言われ盛んに行われています。また佛教では生前に予め死後の冥福のために佛事を修することを逆修(生きているうちに自分のための仏事をして冥福を祈ること)と言い死後の冥福より七倍の効果があると言われ、寿陵墓は縁起がいいものとされています。
このことから私たちはお墓を建て先祖を崇拝する風習を今日も忘れてはなりません。
子供は親に感謝し、家族は先祖を供養するという行為は人間にしかできないことです。
この大切な伝統・風習をカタチにしたお墓は人間にとってとても魅力的なことではことではないでしょうか。