創業慶応年間 神戸の石材屋 石福石材です。
前回では石の魅力ついてお話しさせていただきました。
なんでそもそもお墓は石だったのか?その意味について分かりやすく書いておりますので、是非下記のリンクからご覧くださいませ。
そして今回は日本の宗教についてや神道について簡単に紹介、お伝えできればと思います。
ご自身の家系の宗派についてもこの機会に少し知っておきましょう!
まず日本の宗教とは?
日本では神道(しんとう)、仏教、キリスト教、その他の諸教と多種多様の宗教文化が混在しています。
- 神道は全国各地に神社が祀られており、幕末維新期後に多くの神道系教団が創設されています。
- 仏教は、6世紀半ば(西暦550年頃)に移入され、さまざまな宗派が設立し、全国各地に寺院が分布しています。明治時代以降も新しい仏教系教団が多く設立されてました。また中国から儒教や道教も古くから伝えられており、諸宗教として根付いているものもあります。
- キリスト教はカトリック系、プロテスタント系の諸派があります。
- そのほかに、イスラム教やヒンズー教なども我が国において宗教活動が行われています。
世界の宗教別信者人口概数について(豆知識)
ここで世界の宗教別信者人口概数についてお伝えします。
- キリスト教(22億8062万人)
- イスラム教(15億5319万人)
- ヒンズー教(9億4287万人)
- 仏教(4億6263万人)
- 中国民間宗教(4億5440万人)
- 新宗教(6368万人)
- ユダヤ教(1482万人)
- その他
となっております。(現在は少し変動あり)
神道と神道系の諸教団について
神道とは日本民族に固有の神・神霊についての信念に基づいて発生し、展開してきた宗教の総称です。
また神道という場合には、神・神霊についての信念や伝統的な宗教的実践に限らず、広く生活の中に伝承されている態度や考え方をも含むこともあります。
神道は、大別にして神社を中心とした神社神道、幕末以降創設された教派神道及び前二社のように宗教団体を結成せず、家庭や個人において営まれる民族神道があるという説が有力です。
1・神社神道系
神社神道系の諸教団の多くは神社を中心として構成されています。
現在、宗教法人となっている神社は約8万あり、また宗教法人とならずとも人々の崇拝を受けている神社も数多くあります。その神社に祀られている祭神は、俗に八百万の神と言われるように実に多彩であります。
下記、八百万の神
- 万物創造に関する神
- 霊能上の神
- 職業に関して祀られた神
- 天象に関する神
- 地象に関する神
- 動植物に関する神
- 食べ物に関する神
- 人を祀ったもの(徳川家康や戦争等で亡くなった方々)
2・教派神道系
教派神道系の諸教団は、神道的宗教伝統の中から特定の組織社・創唱者を中心とし、彼らの教説や宗教体験従信者からなる組織宗教です。
教派神道系の諸教団は、神道的要素を基調するものの、さらに儒教、仏教、道教、修験道、その他多様な要素を具備し、創唱者の独創的思想を中心としてそれぞれ独自性を示し、教派神道と称しても一概にその内実を語ることは困難です。
また「宗教学辞典」では教派神道教団を
- 山岳信仰系
- 純教祖系
- 禊系
- 儒教系
- 復古神道系
に区分しています。
神道については深掘りすればまだまだ知れることが沢山ございます。
興味ある方がおりましたら書店やWEBなどで検索して頂ければと思います。