創業慶応年間 神戸の石材屋 石福石材です。
前回ではお墓参りの知識part2についてお話しさせていただきました。
これからお盆の季節ですので是非下記のリンクから学んでいただきたいです。これから長年お墓参りするときにお役に立つと思います。
そして今回は「お墓参りで選ぶお花」についてご説明します。
お墓参りにふさわしい花の種類や、改めてでお墓参りの順番を紹介しておりますので、是非参考にしてください。
目次
そもそもお墓にお花を供える理由とは?
お墓参りをすると基本お墓を水洗いなどできれいにしますよね。
そんな綺麗になったお墓に元気な色とりどりの花を立てることで、心がスッキリと洗われる気分にならないでしょうか。
花は、私たち人間の心を華やかにしてくれるものとして、世界中の人たちから愛されています。
また約2600年前にこの世界を生きたお釈迦様も、死者には花を供えるように弟子たちに伝えていました。
2600年前のお釈迦様が、そんな昔からそのような礼拝の作法を弟子に伝えていたというのですから、とても感慨深いものです。
お墓に供える花のオススメ種類!
お墓にお供えする花には特に決まりはなく、供える人の好みで構いません。
また「この宗教だからこのお花を供えなければならない」という決まったこともありません。
そのうえで、いくつかおすすめの種類をご紹介させていただきます。
- 菊
最も大衆的に選ばれている花は菊です。
菊は墓参りに限らず、葬儀や法事など、死者への手向けの花の筆頭です。
また菊は長持ちもするだけでなく、枯れてもあたりに散乱しないので墓所が汚れない、後々掃除の手間も省けることができるという点からお墓参りに好まれています。
またフランスでもお墓参りの時は菊を持参され、11月2日が「死者の日」と呼ばれており、日本でいう「お盆」にあたり、国中の人々が菊の花を供えてお墓参りをするそうです。
- 季節を代表する花との組み合わせ
その他は、好きな色花を供えて構いませんが、季節の花が選ばれています。
カーネーション、ストック、スターチス、リンドウ、ユリなどが用いられています。
また花屋さんに行くと色のバランスが整った仏花が販売されておりますので、好んだものを選ぶと良いでしょう。
石福石材でもお花の販売をしており、特に春日野墓地でお墓参りをされる方は良くご購入頂いております。
- 榊(さかき)
神道の方はお墓にお供えするお花を榊を持参しましょう。(石福石材でも販売しております) - 樒(しきみ)
樒は、昔から仏事でよく用いられていましたとのこと。
その有毒性から、魔よけの意味合いがあったのでしょう。
またしきびには強い香りがあり、毒があるため、土葬していた場所にしきびを備えることで動物避けになったのです。
この香りの中には虫除けの成分も含まれています。
(こちらも石福石材ではお取り寄せ可能となっております。事前のお電話にてご注文くださいませ。)
お墓参りの流れ(おさらい)
お墓参り(墓石の前から立ち去るまで)は次のような流れで行いましょう。
- お墓に向かって一礼
- 足元の掃除(草抜きなど)
- 石塔や石材の掃除(水洗い)
- お花を花立に立てる(花筒交換ができたら今後のメンテナンスが楽)
- お供え物を並べる
- ローソクに火をつける
- ローソクの火で線香をつける
- 数珠を手に持って合掌する
- あとかたづけをする(お供え物は持って帰りましょう)
- 一礼してその場を立ち去る
基本的には、上記の流れとなります。
上記の流れで雑草対策工事・花筒交換・文字のペンキの剥がれなども工事をすることができますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。(下記のURLを参考くださいませ)
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