創業慶応年間 神戸の石材屋 石福石材です。
前回ではお墓参りのマナーや作法についてご説明させて頂きました。
まだあまり正しいお墓参りの仕方について分からないという方は下記リンクから是非ご覧ください。
そして今回はお墓の寿命や長く保つための方法についてお話しをしようと思います。
「お墓ってどれくらいもつの?」と、ふと疑問に思われたことがあるかと思います。
是非この機会に知っていただければと思います。
お墓の寿命は一体どれくらいなのか?
自然物である墓石には
「何年間使用ができます❗️」
という決まった耐用年数はありませんが、短くて50年〜長くて150年ほどと言われております。
お墓は直射日光や風雨に日常的に晒されているので、月日が経つと風化していきます。
お墓の置かれた環境や石材の種類によって、それぞれお墓ごとに風化は異なるため、
一概に「寿命は◯年」とは言えないのです。
ではお墓にとって特に過酷である環境はどんなところか?ということについてお伝えします。
潮風に当たる土地は墓石にとってはオススメしません。
家でも車でも同じように潮風は金属の天敵になります。
鉱物である墓石にももちろん金属は含まれておりますので、湿った潮風によって錆びや白色化してしまう可能性が大いにあります。
また台風などの悪天候の際に発生する高波により海水を被ってしまうと、更に被害は甚大になります。
なので石福ではそのようなことがないようにお客様や墓石にとって適した環境をご案内させて頂きます。
寒冷地も墓石にとっては良くありません。
冬場の気温が氷点下を下回る寒冷地では、石に含まれた水分が凍る際に膨張し、傷やひび割れに繋がる可能性があります。
また積もった雪が溶ける度にお墓を濡らし続け、シミの原因になります。
もしこのような環境でお墓を建てたい場合は、事前に地元の石材店のアドバイスを参考にしましょう。
実績と共に、相性の良い墓石を紹介してくれるでしょう。
また神戸は氷点下を下回ることがあまりないので、墓石にとっては環境のとい場所になります。
神戸でお墓を建墓したい場合はお気軽にご相談くださいませ。
お墓参り行く際は汚れなど細かく見てみましょう。
お墓参りを繰り返していると、ある日お墓の汚れが気になったりするものです。
お墓の汚れには水垢、錆、苔、シミなど様々なものがありますが、見つけた時には早めに掃除をしておくことが肝心です。
お墓参りの度に汚れなどの早期発見は綺麗で立派なお墓を保つためにはとても大切なことなのです。
「そんなこと言われてもなかなかお墓参りに行けない・・・」
と思われる方もいるでしょう。
そんな方は「お墓参り代行」もございますので検討されてはいかがでしょうか。
代わりにお墓のお掃除や汚れ取りなども行っておりますので、長期的に綺麗なお墓を保つためには非常にお勧めいたします。
石材店はお墓を作るだけではなく、お客様と一緒になってお墓を守っていく存在です。
お墓の掃除からリフォームまで少しでも悩みごとがあれば相談しましょう。